月刊YOMOYAMA書院
YOMOYAMAニュース 第2回
『奇妙なチラシ』
新しい年の始まり。皆様、いかがお過ごしでしょうか。和清です。
和清と同じく、きっと皆様も新しい年に向けて希望や抱負を抱いている事でしょう。
さて、今回はちょっと思うところあって、この事件を取り上げてみました。
『川口女性強盗殺人事件』
去年の11月初旬、埼玉県川口市で起こったこの事件。
皆様にもまだ記憶に新しいことでしょうが、一応簡単な概要だけ以下に記しておきましょう。
◇平成19年11月1日の夕方、埼玉県川口市柳崎のアパートにおいて渡辺沙織さん(当時26歳)が
遺体で発見される。現場検証の結果、警察は強盗殺人と断定。
◇同年10月30日午後10時42分頃、近くのスーパーのATMから渡辺沙織さんのキャッシュカードを
使い、現金を引き出そうとしていた不審な男が防犯カメラに映っていた事を警察は発表、
直ぐにそれを公開し、市民に協力を呼び掛ける。
◇同年11月25日、同アパートで7月に起こっていた強盗強姦容疑で逮捕されていた自称配管工
清田龍也容疑者(39)が、この強盗殺人の自供を初める。
◇7月と10月に、なぜ同じアパートを狙ったのかについての詳しい供述はされていないらしいが、
動機についてはやはり金銭目的だったようである。他には、消費者金融から120万の借金が
ある事や、奪った金は「パチンコで使った」などと供述。11月27日再逮捕。
◇逮捕の決め手になったのは、自供や防犯カメラの映像はもとより、DNA鑑定による一致が
大きかったようである。
事件のあったアパート。
事件後、転居する住民が相次いだようである。
今はアパートも名前を変え、静まり返っている。
各メディアも既に大きく取り上げた事件なので、和清がこれ以上語る必要も無いでしょう。
それよりも、今回の題名を見てもらえば分かるとおり、本筋はこちらなんです。
写真が見づらくて申し訳ありませんが、
これらは事件発生直後に和清の川口の自宅のポストに投函されたチラシです。
左の写真は最初に投函された物。右の写真は、その後間も無く投函された物です。
最初のチラシは白黒という事からも分かる通り、慌てて作ったのだろうという事が察せられます。
カラーの方は、防犯カメラの映像が見付かった時点で作ったのでしょう。
和清の記憶が確かならば、テレビなどの報道よりも先だったような気がします。
さて、ここで一つ考えてしまうのは、
『何故こうも早く市民への協力呼びかけが早かったのか?』
と言うこと。和清が思うには、7月の事件を広報しなかったのが原因のように思えます。つまり、
『7月の事件を広報し、防犯指導しなかった事では市民からの非難の声は必至。
ならば今回は逸早く情報公開をして市民の協力を得よう』
そんなところではないでしょうか?
しかし、内田幸満・川口署長はこう語っています。
「防犯指導をしなかったから本件が発生したとは考えていない」
はてさて、困ったものです‥‥
7月の事件は、事件内容が内容だけに被害者の方の事を考えて広報しなかった。
それは言われずとも分かる事ですが、もう少し言い方というものはないものでしょうか?
明らかな責任逃れ発言。
それ以上に、この内田幸満・川口署長の発言には、こんな意味も含まれているように思えます。
『警察だって市民全員を見守る事は出来ないのだから、最低限の自力防衛はしてくれ』
だからこそ投函されたこの二枚のチラシの裏には、こんな事が書かれていたのではないのでしょうか。
写真が非常に見づらいので、以下に内容を記しておきます。
(二枚とも同じような内容なので、カラーの方を記します)
【1 帰宅途中や玄関先での注意点〜周りに不審者はいませんか?】
〇帰り道では後をつけられていないか注意しましょう。
携帯電話の通話やメール、イヤホンの音楽に夢中になってしまうと、
不審者に気付くのが遅れてしまう危険があります。
〇自宅を目の前にしても油断は禁物です。もう一度周りを確認して、
附近に誰もいないか確認を。
〇玄関の鍵を開けて素早く室内に入ったら、直ぐに鍵を掛けましょう。
【2 来訪者への対応時の注意点〜気軽にドアを開けてはダメ】
〇宅配便の業者、電気等の検査員を装った男に室内に入り込まれ、
凶器などで脅される被害も発生しています。
〇ドアチェーンを掛けたまま、相手の用件と身分の確認をしましょう。
(制服を着ていても、簡単にドアを開けない)
〇検査等で部屋へ入れる場合は、ドアを開けたまま自分は外に出て、
一度様子を見ましょう。
〇防犯ブザーを活用しましょう。
・防犯ブザーは手に持って歩き、家に帰ったら玄関内に保管。
こうすれば、いざという時にすぐに使えます。
【3 戸締りに関する注意点〜2階以上でも必ず施錠】
〇女性の部屋に侵入した犯人は、こう言っています。
・2階以上の部屋の窓の鍵は、開いたままのことが多い。
・オートロックのマンションは、玄関のカギの掛け忘れが多い。
・電柱や塀、近くに放置されている自転車等を足場にして、
ベランダ伝いに2階でも入り込める。
【4 その他の注意点〜下着泥棒などに注意】
〇下着類は目に付かないように、バスタオル等の内側に干しましょう。
(室内に干すのがベター)
〇夜間は室内に取り込むようにしましょう。
〇ベランダや塀の近くには、足場になるようなゴミ箱、
自転車等を置かないようにしましょう。
和清の率直な意見を言わせてもらえば、既に防犯指導などという域を超えているように思えます。
特に1の、帰宅途中や玄関先での注意点、これはもう『常に自分が狙われている事を意識しなさい』
そう言ってるようにしか思えません。
こんな事を市民に呼び掛ける前に、パトロールの強化、地域との提携を図っての防犯活動など、
安心して暮らせる街づくり、というものは出来ないものでしょうか?
もちろん、まったくやっていないのではないか、とは言いませんが、
今の世の中、市民はここまでやらなければ安心して暮らせないのでしょうか?
『治安大国ニッポン』は一体どこに行ってしまったのでしょう?
年々巧妙化、凶悪化する犯罪、それに反比例しての警察官の減少など、
警察側の言い分も分からない事はないのですが、それを根本から解決しようとする姿勢が、
あまり見えてこないのは和清だけでしょうか?
まあ、文句ばかり言っても始まりません。
自分の身は自分で守れ、と言うのであれば守ろうじゃありませんか。
今回の記事を書くにあたって、地元の方に少しお話をお伺いしてみたところ、
「あんな事件が起こるような場所じゃない」
とおっしゃっておりました。確かに和清の目から見てもとても穏やかな場所で、
夜なんて車の通りも少なくなって本当に静かそうだなぁ、という印象でした。
しかし‥‥
『常に犯罪というものは、まさかと思う所で起こるもの』
今回の記事が、皆様の防犯意識の向上と防犯対策の参考になったのであれば幸いです。
それでは、被害にあわれた渡辺沙織さんのご冥福を心からお祈りすると共に、
今年一年が平和な年でありますように。
追伸)今回の記事の資料を集めている際、ネット上で『川口女性強盗殺人の殺人現場の動画を公開』
などといったふざけたサイトを発見しました。しかもクリックした相手から法外な金銭を
要求すると言った悪質なものでした。(もちろん和清はクリックなどしていません)
クリックされる前に金銭を要求しているのでワンクリック詐欺とはまた違いますが、
それ以前に、その動画がホントだろうがウソだろうが、人の死を何だと思っているのでしょうか。
これは明らかな被害者への冒涜です。和清は憤りを感じえません。
このような悪質サイトに関しては機会を作り、このYOMOYAMAニュースで特集したいと思います。
YOMOYAMAニュース 第2回
『奇妙なチラシ』
新しい年の始まり。皆様、いかがお過ごしでしょうか。和清です。
和清と同じく、きっと皆様も新しい年に向けて希望や抱負を抱いている事でしょう。
さて、今回はちょっと思うところあって、この事件を取り上げてみました。
『川口女性強盗殺人事件』
去年の11月初旬、埼玉県川口市で起こったこの事件。
皆様にもまだ記憶に新しいことでしょうが、一応簡単な概要だけ以下に記しておきましょう。
◇平成19年11月1日の夕方、埼玉県川口市柳崎のアパートにおいて渡辺沙織さん(当時26歳)が
遺体で発見される。現場検証の結果、警察は強盗殺人と断定。
◇同年10月30日午後10時42分頃、近くのスーパーのATMから渡辺沙織さんのキャッシュカードを
使い、現金を引き出そうとしていた不審な男が防犯カメラに映っていた事を警察は発表、
直ぐにそれを公開し、市民に協力を呼び掛ける。
◇同年11月25日、同アパートで7月に起こっていた強盗強姦容疑で逮捕されていた自称配管工
清田龍也容疑者(39)が、この強盗殺人の自供を初める。
◇7月と10月に、なぜ同じアパートを狙ったのかについての詳しい供述はされていないらしいが、
動機についてはやはり金銭目的だったようである。他には、消費者金融から120万の借金が
ある事や、奪った金は「パチンコで使った」などと供述。11月27日再逮捕。
◇逮捕の決め手になったのは、自供や防犯カメラの映像はもとより、DNA鑑定による一致が
大きかったようである。
事件のあったアパート。
事件後、転居する住民が相次いだようである。
今はアパートも名前を変え、静まり返っている。
各メディアも既に大きく取り上げた事件なので、和清がこれ以上語る必要も無いでしょう。
それよりも、今回の題名を見てもらえば分かるとおり、本筋はこちらなんです。
写真が見づらくて申し訳ありませんが、
これらは事件発生直後に和清の川口の自宅のポストに投函されたチラシです。
左の写真は最初に投函された物。右の写真は、その後間も無く投函された物です。
最初のチラシは白黒という事からも分かる通り、慌てて作ったのだろうという事が察せられます。
カラーの方は、防犯カメラの映像が見付かった時点で作ったのでしょう。
和清の記憶が確かならば、テレビなどの報道よりも先だったような気がします。
さて、ここで一つ考えてしまうのは、
『何故こうも早く市民への協力呼びかけが早かったのか?』
と言うこと。和清が思うには、7月の事件を広報しなかったのが原因のように思えます。つまり、
『7月の事件を広報し、防犯指導しなかった事では市民からの非難の声は必至。
ならば今回は逸早く情報公開をして市民の協力を得よう』
そんなところではないでしょうか?
しかし、内田幸満・川口署長はこう語っています。
「防犯指導をしなかったから本件が発生したとは考えていない」
はてさて、困ったものです‥‥
7月の事件は、事件内容が内容だけに被害者の方の事を考えて広報しなかった。
それは言われずとも分かる事ですが、もう少し言い方というものはないものでしょうか?
明らかな責任逃れ発言。
それ以上に、この内田幸満・川口署長の発言には、こんな意味も含まれているように思えます。
『警察だって市民全員を見守る事は出来ないのだから、最低限の自力防衛はしてくれ』
だからこそ投函されたこの二枚のチラシの裏には、こんな事が書かれていたのではないのでしょうか。
写真が非常に見づらいので、以下に内容を記しておきます。
(二枚とも同じような内容なので、カラーの方を記します)
【1 帰宅途中や玄関先での注意点〜周りに不審者はいませんか?】
〇帰り道では後をつけられていないか注意しましょう。
携帯電話の通話やメール、イヤホンの音楽に夢中になってしまうと、
不審者に気付くのが遅れてしまう危険があります。
〇自宅を目の前にしても油断は禁物です。もう一度周りを確認して、
附近に誰もいないか確認を。
〇玄関の鍵を開けて素早く室内に入ったら、直ぐに鍵を掛けましょう。
【2 来訪者への対応時の注意点〜気軽にドアを開けてはダメ】
〇宅配便の業者、電気等の検査員を装った男に室内に入り込まれ、
凶器などで脅される被害も発生しています。
〇ドアチェーンを掛けたまま、相手の用件と身分の確認をしましょう。
(制服を着ていても、簡単にドアを開けない)
〇検査等で部屋へ入れる場合は、ドアを開けたまま自分は外に出て、
一度様子を見ましょう。
〇防犯ブザーを活用しましょう。
・防犯ブザーは手に持って歩き、家に帰ったら玄関内に保管。
こうすれば、いざという時にすぐに使えます。
【3 戸締りに関する注意点〜2階以上でも必ず施錠】
〇女性の部屋に侵入した犯人は、こう言っています。
・2階以上の部屋の窓の鍵は、開いたままのことが多い。
・オートロックのマンションは、玄関のカギの掛け忘れが多い。
・電柱や塀、近くに放置されている自転車等を足場にして、
ベランダ伝いに2階でも入り込める。
【4 その他の注意点〜下着泥棒などに注意】
〇下着類は目に付かないように、バスタオル等の内側に干しましょう。
(室内に干すのがベター)
〇夜間は室内に取り込むようにしましょう。
〇ベランダや塀の近くには、足場になるようなゴミ箱、
自転車等を置かないようにしましょう。
和清の率直な意見を言わせてもらえば、既に防犯指導などという域を超えているように思えます。
特に1の、帰宅途中や玄関先での注意点、これはもう『常に自分が狙われている事を意識しなさい』
そう言ってるようにしか思えません。
こんな事を市民に呼び掛ける前に、パトロールの強化、地域との提携を図っての防犯活動など、
安心して暮らせる街づくり、というものは出来ないものでしょうか?
もちろん、まったくやっていないのではないか、とは言いませんが、
今の世の中、市民はここまでやらなければ安心して暮らせないのでしょうか?
『治安大国ニッポン』は一体どこに行ってしまったのでしょう?
年々巧妙化、凶悪化する犯罪、それに反比例しての警察官の減少など、
警察側の言い分も分からない事はないのですが、それを根本から解決しようとする姿勢が、
あまり見えてこないのは和清だけでしょうか?
まあ、文句ばかり言っても始まりません。
自分の身は自分で守れ、と言うのであれば守ろうじゃありませんか。
今回の記事を書くにあたって、地元の方に少しお話をお伺いしてみたところ、
「あんな事件が起こるような場所じゃない」
とおっしゃっておりました。確かに和清の目から見てもとても穏やかな場所で、
夜なんて車の通りも少なくなって本当に静かそうだなぁ、という印象でした。
しかし‥‥
『常に犯罪というものは、まさかと思う所で起こるもの』
今回の記事が、皆様の防犯意識の向上と防犯対策の参考になったのであれば幸いです。
それでは、被害にあわれた渡辺沙織さんのご冥福を心からお祈りすると共に、
今年一年が平和な年でありますように。
追伸)今回の記事の資料を集めている際、ネット上で『川口女性強盗殺人の殺人現場の動画を公開』
などといったふざけたサイトを発見しました。しかもクリックした相手から法外な金銭を
要求すると言った悪質なものでした。(もちろん和清はクリックなどしていません)
クリックされる前に金銭を要求しているのでワンクリック詐欺とはまた違いますが、
それ以前に、その動画がホントだろうがウソだろうが、人の死を何だと思っているのでしょうか。
これは明らかな被害者への冒涜です。和清は憤りを感じえません。
このような悪質サイトに関しては機会を作り、このYOMOYAMAニュースで特集したいと思います。