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月刊YOMOYAMA書院
YOMOYAMAコラム 第6回『朝からレンタルDVD』


ゴールデンウィークも遥か遠い昔に感じられる今日この頃。
いかがお過ごしでしょうか?
五月病などになっちゃってる人はいませんでしょうか?
そう言う和清は、実は五月病ぎみです。
なぜかと言えば‥‥

映画館に一切足を運べなかった!(T_T)

ゴールデンウィーク初日は、浜松町のポケモンセンターに家族で出掛け、
帰りに秋葉原のタワレコでCDを買って、アイスの日だとかでタダでアイスを貰って、
二日目は友達の退院祝いの飲み会、
三日目は子供の日だからと孫に会いに母親が家に来て、
結局、四日目には金も体力も使い果たし‥‥

カムバック、ゴールデンウィーク!(ToT)、てな気分でして‥‥

悔しいんで、四日目は朝からレンタルしてきたDVDを見続けてみました。
なので、今回は邦画も洋画もアニメもゴチャマゼで紹介したいと思います。


【バベル】(2006 日米合作)
監督 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演 ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、役所広司、菊池凛子

<ストーリー>
モロッコを旅行中のアメリカ人夫婦のリチャード(ブラッド・ピット)と
スーザン(ケイト・ブランシェット)が、突然何者かの銃撃を受け、
妻が負傷するという事件が起こる。
使われた銃の所有者は、ヤスジロー(役所広司)という日本人であった。
同じ頃、ヤスジローは聴覚障害の娘チエコ(菊池凛子)と共に、
妻の死を受け入れられず悲しみの日々を送っていた。

<コメント>
カンヌで監督賞を受賞したり、菊池凛子がアカデミー賞にノミネートされたりと、
色々と話題のあった作品ですが、世間の評判は酷評が多く、
和清もあまり期待しないで観ていたのですが‥‥
‥‥まあ、これ以上は言わないでおきましょう。楽しんだ人も居るかもしれませんし。(-.-;)
タイトルになっている『バベル』の意味は、旧約聖書に書かれている、
昔、バベルの塔を建設していた人達にカミサマが怒って、
カミサマはバベルの塔を壊しちゃって、人間の言葉も分けてしまった、
という伝説から取っているみたいで、
要するに言葉や文化の違いがあらぬ誤解を生んでゆくというお話なんですが‥‥
テーマは深いです。
映像美も中々のものです。
でも、観ていてかったるいです。
小説で言えば、文学表現ばかりで全然話が前に進まない作品を読んでいるみたいで。
全編を通して役所広司の出演は、ごくわずかです。
でも、さすがは名優。とても味のある、いい演技を見せています。
それにしても、アメリカ人が撮る日本というのは、どうして中国っぽく見えるのでしょう。(笑)


【アヒルと鴨のコインロッカー】(2007 邦画)
原作 伊坂幸太郎
監督 中村義洋
出演 濱田岳、瑛太、関めぐみ、大塚寧々、松田龍平

<ストーリー>
大学入学の為に一人、仙台に引っ越してきた椎名(濱田岳)は、
アパートの前でボブディランの『風に吹かれて』を口ずさみながら引越しの片づけをしていると、
河崎(瑛太)と名乗る奇妙な隣人に声を掛けられる。
初対面の椎名に河崎は、同じアパートに住む孤独なブータン人留学生に広辞苑を贈るため、
本屋を襲う、という奇妙な計画を持ちかける。そして、奇妙な過去を語り始めるのだが、
椎名はペットショップの店長(大塚寧々)と出会う事により、意外な真実を知る。

<コメント>
原作が伊坂幸太郎だとも知らず、ただタイトルだけに惹かれて借りた映画でしたが、
中々の良作でした。
ジャンル的にはミステリーとなっていたのですが、ミステリーじゃありません。
これは青春映画です。
全編を通してボブディランの『風に吹かれて』が使われているせいかもしれませんが、
アメリカンニューシネマを思い起こさせるような、そんな雰囲気の映画です。
ただ、仙台の人達はとても閉鎖的で、外国人にはとても冷たくて、
「そこまで冷たくないだろ!?」
と、なんだかこういう描き方をされている仙台の人達が少し気の毒に思えた作品です。
お気に入りのシーンは二つ。
椎名「ブータンって何処にある国?」
河崎「んー…アジアのどっか」
そんなやりとりのシーンと、やっぱりラストのコインロッカーのシーン。
あの映像は、とても情緒的で和清はかなり好きです。
ちなみに、原作の方が何倍も面白い!、というレビューをよく目にするのですが、
まあ、この映画に限った事じゃないですけど、
この手のレビューを見るたびに和清が思うことは、
「原作は原作、映像化は映像化、描く人間が違うのだから別物になって当たり前」
ということ。


【鉄コン筋クリート】(2006 邦画アニメ)
原作 松本大洋
監督 マイケル・アリアス
声優 二宮和也、蒼井優、本木雅弘、宮藤官九朗

<ストーリー>
昔ながらの義理と人情が支配する街“宝町”を拠点に、
何ものにも支配されずに自由に飛び回る“ネコ”と呼ばれるふたりの少年、
クロ(二宮和也)とシロ(蒼井優)。
彼らは誰よりも街を知り尽くしていたが、
その愛する宝町に再開発と呼ばれる変革の荒波が迫ってくる。

<コメント>
「なんで俺はこの映画を早く観なかったんだ!」
そう思ってしまったくらい面白いです。
その歳で、すでに人生に絶望して力しか信じていないくせに寂しがりのクロが好きです。
アホだけど信じられないくらい心が純粋なシロが好きです。
ヤクザのくせに義理人情に厚いネズミ(鈴木)が好きです。
沢田が好きです。バニラが好きです。じっちゃが好きです。藤村が好きです。
敵役だけど、蛇も好きです。
途中、マジ泣きしてしまいました。
隣りには嫁も子供も居て、スゲー恥ずかしかったけど、涙が止まりませんでした。(笑)
まだ観ていない方は是非オススメです!
まるで香港映画のロープアクションのようにクロとシロの二人が空を飛んでるシーンは、
あまり深く追求しなくていいと思います。
これぞアニメの醍醐味!、とでも思っといてください。(笑)
ちなみに、二宮和也のクロは凄くハマリ役で、物凄くカッコイイ声です。
蒼井優のシロは、言われても蒼井優とは分かりません。それくらいハマッてます。


さて、早いものでこのYOMOYAMA書院も立ち上げてから来月で半年が経とうとしています。
そこで来月号は、ニュースコーナーと共に上半期総決算としまして、
『上半期エンターテイメント10大ニュース』
をお送りしたいと思います。

まあ、10もあるかどうかは不明ですが‥‥(笑)

とりあえずお楽しみに。

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