ようこそ!
月刊YOMOYAMA書院へ
メッセージ
師走の慌ただしい中、当サイトを閲覧いただき本当にありがとうございます。和清です。
さて、一年続いたこの『月刊YOMOYAMA書院』も一区切り付けるため、
一時休刊という運びになりましたが、
この扉のコーナーは現在考えているリニューアルデザインの関係上、
事実上の最終回となります。
そこで(前号で告知もしましたが)前々から気になっていて、
いつかは書こうと思っていたテーマで最後を締めくくりたいと思います。
『実費出版ビジネスというものについて』
さて‥‥
プロ作家なんてものを一度でも夢見た事のある人なら、
一度は目にして興味を惹かれる悪名高き『実費出版ビジネス』。
言葉巧みに相手の気持ちを煽り、相手から多額の金銭をせしめる。
人様の夢で私腹を肥やす非道のビジネス。
ネットでの書き込みなどを目にする限り、一般認識はこんな感じなんですが‥‥
しかし、果たして本当にそうなのでしょうか?
実は、この和清も実費出版(共同出版?)の出版社には幾度となく原稿を送った事があります。
もっとも、貧乏人の和清が実費出版など出来るはずもなく‥‥
この手の出版社は送られてくる原稿をランク分けをしていて下から
Cランク(実費出版、ただ本を作るだけ)
Bランク(製本代金は著者持ち、書店への営業あり)
Aランク(編集部を上げて売り出す)
と、3パターンに分かれており、もちろん貧乏人の和清はAランク狙い。
しかし、和清はもとより、
このAランク評価を受けたという人を残念ながら和清は聞いたことがありません。
『ひょっとしてAランク評価なんてものは存在しないのでは?』
そう思われても仕方のない営業をしているのは、やはり実費出版社側の落ち度でしょう。
叩かれる原因の一つとも言えます。
しかし、送る側に落ち度はないのでしょうか?
作品概要どころかプロフィール(履歴)すら添付しない。
ろくに募集要項を読みもせず、分からない事があっても編集部に問い合わせもしないで、
「さあ読め!」
と、言わんばかりの横柄な態度が見える送りつけ方。
アルバイトや就職の面接へ行くのに履歴書も持たずに突然押しかけて、
「私は使えますよ、さあ雇われてあげましょう」
そんな面接の訪れ方をしたことがありますか?
上記に上げた例と言うのは、それと同じ事なんです。
『もし、今執筆している原稿をアナタが出版したいと考えているのなら、
それはアナタが出版社に売り込もうとしている商品なんです』
実費であろうが何だろうが、
『消費者からそれ相応の金銭を受け取る』
ということを前提にしている限り、それは仕事であり、
先方は仕事の話をしようとしているのだと言うことを忘れないでください。
プロフィールや概要の添付は募集要項に書かれてはないかもしれませんが、
それくらいは常識です。
せめて、原稿を送る封筒には『御中』くらい書きましょう。
何年か前、和清はあの新風舎に原稿を送った事があります。
会社自体は残念な事になってしまいましたが、
ネットの書き込みで言われているような酷い扱いはされませんでした。
もちろん送る前に編集部に連絡を入れ、担当編集者の方の名前を聞き、会社名には御中を入れ、
その方宛てに送付しました。
そして、返信の内容に和清は多少の驚きを感じたのです。
原稿用紙換算枚数にして400枚近い原稿だったと言うのに、
かなり細かい所まで読んでもらえたらしく、指摘が非常に的確だったのです。
「ここは面白い」
「ここが気になる」
「この表現は直した方がいい」
かなり細かく指摘してもらいました。
残念ながら出版には到りませんでしたが、和清自身、良い勉強になりました。
会社全体としての営業方針なんてものは知りませんが、
そういったものは会社の上の人間達が決める事でしょう。
末端で働いている編集の方からは、
「一緒に良い本を作りたい」
という熱意を確かに感じました。
キチンとした態度で行けば、それ相応の対応をしてくれます。
そして、騙されたなんだと騒いでいる人達。
和清には腹いせにしか聞こえません。
売れるかどうかも分からない小説を、
大枚はたいて無理やり出版したのは自分達なのではないのでしょうか?
その作品が売れるかどうか、最終的には自分で判断するしかないんです。
忘れてはいけないことは一つ。
『作家という商売は自営業です』
この出版不況の時代、
何の肩書きも持たない無名の新人にお金を出してくれるような物好きな出版社など存在しません。
そのまま公募に出しても大賞が取れるほどの良作であれば話は別ですが‥‥
今時は、あの幻冬舎さえ実費原稿を募集し、
すでにデビューしている作家さん達でさえ、大手出版社に原稿を持ち込んだ際、
場合によっては実費を勧められる場合もあると聞きます。
もう少し、時世を見極める目を養う必要があると考える和清です。
少々長くなってしまいましたが、最後に。
実費出版に一番向いている本と言うのは、
『B型、自分の説明書』に代表されるような実用書なんだそうです。
元々はあるタレントがブログで紹介したのが、売れ始めた切っ掛けだったそうですが、
良い本だから売れた、という事実に変わりは無いと思います。
小説、という分野からいくと、ドキュメンタリーなんかは狙い目だと考えてます。
写真なんかも沢山挟んでいって、分かりやすく作る。
本作りというのは、考えているだけでも楽しくなりませんか?
それでは『月刊YOMOYAMA書院』
休刊前のラストスパート、始めたいと思います!
〇連載小説
和清的二次創作小説『白き者たち』(週間少年ジャンプ連載『D.Gray-man』題材)
先月号からの後編です。
今回は最後に『あとがき(のようなもの)』なんてのを書いてみました。
ちなみに、作品紹介・解説は変えていませんが、更新はちゃんとしていますので、
慌てないで下さい。(笑)
〇短編小説
一時の休刊とは言え、一応、最後は最後。
と、言う事で、最後はこの作品で締め括りたいと思います。
短編小説第4弾『仕掛時計のある街』
実は和清の処女作です。
もう15年前くらい前の作品で、未熟な部分は沢山ありますが、
色々と思い出深い作品で、
実はそこそこ評判も良かったりして‥‥(照笑)
内容は、いわゆる大人向け童話、なんですかね?
照れくさくって、これ以上は言えません。(笑)
〇YOMOYAMAニュース&コラム
この時期にやる特集と言えばこれしかありません。
『下半期総決算!、和清的重大ニュース!』
上半期に続いての第二弾です。
小さいながらも和清が気になったニュースを取り上げ、
そこから2008年の社会を覗いてみたいと思います。
〇ふろく
このコーナーは一時閉鎖いたします。
新作が出来ましたら再開しますので、気長に待っててください。
ビジュアル小説『傷−トラウマ−』(前編・後編)
もし、どうしても欲しいという方がいましたら、投書箱よりご連絡下さい。
Bigメールにて対応いたします。
【動作環境】
CPU:Pentium以降のものであれば大丈夫だと思います。
OS:Windows XP
(テストしたことはありませんが、98,Me,2000でも大丈夫だと思います。
ただしVistaに関してだけは保障致しかねます)
メモリ:64MB以上(128MB以上推奨)
グラフィック:640x480(VGA)で24bitフルカラーを表示できる環境。
〇投書箱
メールフォームが開きます。ご意見、ご要望、ご感想などをお寄せください。
応援メール大歓迎です。
〇掲示板
突然で申し訳ありませんが、掲示板は閉鎖させていただきました。
ぶっちゃけ、営利目的の誘導書き込みによる荒らしが鬱陶しくなってきました。
今まではIPアドレスを調べて、アクセス拒否などの対応をしてきたのですが、
書き込みが後を絶たず、ちょっともう面倒くさくなってきたので‥‥
編集後記の方もしばらくお休みいたします。
突然で、本当に申し訳ございません。m(_ _)m
〇リンク集
リンク集、追加しました。
おすすめサイトというのを作り、
そこに『もの書きの生態』『青空文庫』という二つのサイトが追加されています。
『もの書きの生態』は、もの書きの情報を得るのにオススメのサイトです。
『青空文庫』は、古典文学をタダで読めるという素晴らしいサイトです。
よかったらどうぞ。
〇バックナンバー
連載小説以外にも、ニュース、コラムの方も用意してありますので、興味のある方はどうぞ。
それでは、お楽しみください。
2008.12.20 和清
(当サイトに掲載されている著作物の著作権は作者である和清にあるものとします。
無断での転載、転用は禁止とします。)
